今日、G Suiteの管理者画面に
個人での利用: 料金のかからない従来の G Suite を引き続き利用
従来のサブスクリプションを個人でご利用いただいていることを証明することにより、自動移行を無効にします
の選択肢が追加された。
個人・非営利目的でG Suiteを無償で使い続けるためには、2022年6月27日までに手続きを済ませる必要がある。
すでにkazamidori.netドメインのG Suiteは解約しているため利用できないが、別のドメインで運用しているG Suiteの管理者画面にアクセスすると、それを確認することができた。
「個人でご利用」を「証明する」とのことだが、Googleの審査があるのかと思ったら、3ステップで完了した。
しかし、無償期間終了2週間前に、この発表。はっきりいって遅すぎるのではないだろうか。
非営利目的なのに、すでに有償版へアップグレードした方もいるかも知れない。そういう人は、サポートへ問い合わせとのことである。
参考リンク:Google Workspace 管理者ヘルプ
従来の無償版 G Suite をプライベートで使用している場合はどうすればよいですか?
なお、新たな G Suite 無償版で使えるサービスは下記の通り。
- カスタムドメインのGmail
- Googleドライブ
- Google Meetなどの料金のかからないGoogleサービス
逆に無償版にはない(なくなる)ものは下記の通り
- サポート
- 将来的に一部のビジネス機能が利用できなくなる(可能性)
今回、明言されていないが、個人利用、非営利目的とはいえ、アカウントは何個まで使えるのだろうか。
実は、今回、無償版を継続したG Suiteには50個分のアカウントが作れるのだが、継続後もアカウント数は減ることがなかった。
管理者ヘルプでも、将来的に一部機能が使えなくなることが明言されていることから、Googleが考える「個人」「非営利」の機能に最適化されていくのだろう。
しつこいようだが、手続きは2022年6月27日までに終わらせる必要がある。2022年6月28日以降は有償版へアップグレードされ、8月1日までに支払いの手続きをしない場合は、事実上凍結される。
あわせて読みたい:
「無償版 G Suite」サービス終了までのロードマップ
無償版 G Suite 終了後の移転先を考える