与謝野馨総理大臣待望論?!

いきなりであるが、この記事では政治の話は一切ないので、政治の話がお好きな方は違うサイトへ行かれることをお勧めする。

結論から言うと、そろそろ「カオル」という名前で「馨」という漢字表記の有名人が出てきて欲しいのである。正直なところ、自分の名前の漢字を口頭で伝えるのが非常にやっかいなのだ。「カオル」と名乗れば、だいたいの人は頭の中で「薫」という文字を思い浮かべるようだ。以前、電話で「カオルはどのような漢字を書くのですか?」と尋ねられたことがあり、そのとき電話の向こうではパソコンがある環境だったため、次のようなやりとりで「馨」という文字を相手に認識させた。

私「漢字変換でカオルを変換していただくと"声"という字と香水の"香"が組み合わさった漢字があると思うのですが...」

相手「は~(何かに感心したような声)。こんな字、初めて見ました。難しい字を書くんですね」

私「...ええ、そうなんですよ...、ははは(ちなみにキクチの地は土ヘンだよ!!)」

オリンピック期間中であれば女子レスリング金メダリストである伊調馨選手の「カオリ」と言えば、正確な文字を書けなくとも、だいたいは認識していただける。しかし伊調馨選手には失礼なのだが、ある程度「話題の旬」を過ぎてしまうと「どんな字でしたっけ?」となり、結局、また説明をしなければならない。

何しろ「馨」という漢字は古くから人名漢字にあるにも関わらずマイナーなのだ。それを痛感するのは、私宛の小包を届けてくれる配達員のほとんどの人が、送り状の「馨」と書かれた文字を見ているにも関わらず「キクチハジメさんに荷物が届いています」と言ってくること。みんな「肇」と見間違えているようなのだ。

「馨」という文字をメジャーにするためには、今、与謝野馨氏に総理大臣になっていただくしかないと考えている。総理大臣ともなれば、たとえ在任期間が3日であろうとも、そのインパクトは大きい。「総理大臣の与謝野馨のカオルです」といえば、たいていは「馨」という文字を認識していただけるのではないだろうか。過去に与謝野氏が、文部大臣だった頃に「文部大臣の与謝野馨のカオルと同じ字」と説明したことがあるのだが、結局「どんな字でしたっけ?」となった。確かに報道では「与謝野大臣」と記述されることが多いが、やはり「与謝野総理」ともなれば「馨」という字が出てこなくても「あ~、あの字ね!」となるのではないか...と期待している。「太郎さん」だって「伸晃さん」だって「百合子さん」だって「茂さん」だって「一郎さん」だって(順不同)、自分の名前と同じ人が総理大臣に就任すれば、きっと自己紹介で「名前は総理大臣と同じ漢字」と紹介するのではないだろうか。

誰が総理大臣になっても同じであるならば、消費税10%以上などという公約を掲げようが、又吉イエスに「与太郎」呼ばわりされようが、70歳であろうが、自民党総裁を経て、総理大臣に就任していただきたいと願っている。

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ところで最近、健康診断をしたのだが、健診会場にいた先生が、私の問診票を見て「中部病院に全く同じ漢字を書く同姓同名の先生がいますよ」と話しかけてきた。なんでも菊地馨先生は沖縄県立中部病院の消化器科の先生で、10年以上沖縄で診療され、腕もいい先生とのこと。同じ沖縄で、しかも自分と同姓同名の人がご活躍されていると聞くと、自分のことのように嬉しいものである。消化器で困ったことがあれば是非、診察をお願いしたい。今のところ私の体調は大丈夫だが、沖縄県立中部病院のサイトで調べたところ今月は内科外来で木曜日の担当になっているようだ。