さて、前項で紹介したGoogle サジェストで「きく」と入れてみると「菊地美香」という検索語がトップで出てきた。私は初めて聞く名前なのだが、どうやら芸能人のようである。が、この人の公式ブログの名前が面白かったので、ご紹介したい。
われわれ夫婦の間では"姫"の名前の条件として
- 名前だけで20画以内
- 他人が字を見て読みやすい
という基準を設けている。これは私の「馨」という漢字があまりにも画数が多く、まず読んでもらえない。なおかつ人に説明しづらいという超難読漢字であるからだ。「馨」の漢字にまつわるエピソードは2004年11月22日の記事の冒頭でとりあげているが、"姫"に同じ思いをさせるわけにはいけない。しかし、このサイトの名前を見て、ふと思ったのは「名前よりは苗字の間違いで悩みそうだなぁ」ということだ。メールや手紙などで「菊池」と間違われることは日常茶飯事である。今となっては毎回、指摘するのも億劫になってきた。簡単平易な名前をつけたところで"姫"も同じ苦労をしていくのかと思うと、心苦しいものがある。
人口では「菊池」姓よりも「菊地」姓のほうが多いのだが、有名人に「菊地」姓の人はほとんどいないのが、間違えられる原因といえる。ぜひ、全国の「土へん」の菊地さんにがんばって頂きたいと願う。