神戸への帰省を断念

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なぜこの時期に神戸への帰省を考えたか。ゴールデンウィーク明けは航空需要が落ち込むこともあって、航空券が安いことと、今年は定額給付金も相まって比較的安価に飛行機に乗れるからである。が、航空券を予約して3日後、まさかこんな事態になるとは...。

『沖縄タイムス』でも大々的に報道

日曜日の『沖縄タイムス』一面は地元のプロバスケットチーム「琉球キングス」の決勝進出や、代わり映えしない民主党新代表決定といったニュースがあるにも関わらず、これらを押しのけて神戸のインフルエンザ禍の記事が堂々の一面を飾った。

日曜日、神戸の実家に状況を確認したところ、家族で咳や発熱の者はいなかったものの、複数の薬局を回ってもマスクが売り切れで入手できないとの話である。妻の提案で、こちらでマスクを大量に購入して神戸の実家に送ることにした。しかし那覇でもニュースで見る神戸の状況ほどではないが、マスクは飛ぶように売れていたようだ。

さて、私の神戸への渡航についてであるが、今日までは様子見のつもりでいたが、週があけた月曜日、ニュースを見ると神戸の中心地・三宮を中心に感染が広がっている模様。しかも実家は新型インフルエンザ患者が入院していたり、発熱外来が設置されている中央市民病院のすぐ近くにある。妻から「神戸に帰るのであれば、沖縄に帰ってくるな!!」「娘は連れて行くな!!」と「おまえは北九州市長か!!」とも言いたくなるほどの忠告(?)を受け、神戸行きを断念することにした。

新型インフルエンザは季節性インフルエンザと比較すると感染力は強く、毒性は弱いといわれている。しかし、なぜ感染が兵庫県や大阪府に集中しているのであろうか。この勢いからして隠れた感染者は他府県にもいそうな気もする。東京都福祉保険局のページを見ると神戸、大阪へ行った人は北米大陸へ渡航した人と同じ扱いである。神戸で最初に新型インフルエンザに感染した高校生は海外渡航歴がないにも関わらず...である。もし東京都在住で、これらの地域に渡航していない人から新型インフルエンザが確認されれば、どう対応するつもりなのだろうか。東京都の対応は、どこか他人事のようである。

そこで気になったのだが、この時期の季節性インフルエンザの流行はどれぐらいあるのだろうか。国立感染症研究所感染症情報センターの「インフルエンザ流行レベルマップ」を確認すると、今日現在、神戸、大阪で新型インフルエンザが流行する直前の5月13日時点のデータしか確認できないが、その時点でも北海道や鹿児島などで警報レベルである。ここ沖縄県でも注意報なのだ。兵庫、大阪に限っては注意報のレベルにも達していない。

とはいえ、緊急の用事もないのに、わざわざ、感染が拡大している地域に行く必要がないのも事実である。