GMail Driveのいたちごっこ

我が子を撮影したデジカメ写真のバックアップ保管庫として「GMail Drive」を愛用しているのだが、昨夜、写真を転送しようとGmail Driveにアクセスしたところ、中身が全く見えなくなってしまった。まさか、全部消えたのかと思い、Gmailにアクセスして見ると過去に保存した写真は無事だった。またGMail Driveからは転送だけはできるようなので、とりあえず写真を転送しておいたが、エクスプローラからは何も見えない状態になっている。

「GMail Drive」とは1年ほど前にも紹介したGmailの無駄に多いディスク容量をインターネット上のハードディスクとして使う便利なツールである。常時接続のパソコンであれば、まるで自分のパソコンのハードディスクのように扱える代物である。

ところがGoogleはGmailの容量をこのような形で使うことを、よく思っていない。このため、以前からたびたびGmail Driveによる利用に規制がかけられていた。GMail DriveもGoogleの規制に対抗し、即座に新しいバージョンを公開してきた。そして今回もGMail Driveのサイト( http://www.viksoe.dk/gmail/ )を見るとベータ版ではあるが最新バージョン「GMail Drive v1.0.11 beta」が公開されていた。私の場合、特に緊急でもないので「ベータ」が取れた段階でバージョンアップしようと思う。

※2007年3月19日追記
「GMail Drive v1.0.11」のファイナルバージョンが公開され、このバージョンの日本語化パッチも登場しました。余談ですが、今後のバージョンアップでは、Google Apps for Your Domainのメールアカウントにも対応して頂きたい...と思うのは厚かましいお願いでしょうか?

ちなみに子供が生まれた直後から昨日まで約1年10ヶ月分、500万画素の写真で800枚以上をGMail Driveにため込んでいるが、まだGmail容量の70%程度しか使っていない。あと1年分は保管できそうである。