Google Wireless Transcoderって何者?

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最近、サーバーの生ログを見ると「Google Wireless Transcoder」という怪しげな訪問者が頻繁にやってきていることに気がついた。

実はこれ、携帯電話からGoogle検索を使った際に、パソコン表示用のページを携帯に適したページに変換するプロクシサーバーからのアクセスなのだ。パソコンからでもここから見たいページのURLを入れてアクセスすることにより、どのように表示されるかを確認することができる。また、ここからアクセスすることにより、サーバーには「Google Wireless Transcoder」の足あとが記録される。

※「Google Wireless Transcoder」の正確なUserAgentは Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; Google Wireless Transcoder;) である

auがezwebにGoogle検索を導入したこともあり、最近、特にこの「Google Wireless Transcoder」経由の訪問が増えている。

さて、ここで困るのが、このブログのように「携帯用コンテンツ」を用意しているサイトである(参考)。携帯からGoogleを経由することによりパソコン用ページを閲覧することができるため、携帯用コンテンツを用意する意味がなくなってくるのである。

もし「Google Wireless Transcoder」を強引に携帯サイトに飛ばすとすれば、下記のIPアドレスからのアクセスを携帯用サイトに飛ばすようにする。htaccessで振り分ける方法はこの記事を参考にしていただきたい。

64.233.172.35
72.14.192.3
72.14.194.32
72.14.252.136

209.85.170.136

※上記は「kazamidori.net」にアクセスしてきた「Google Wireless Transcoder」のIPアドレスである。もしかすると、これ以外に使用している可能性もあるので注意が必要である
※2008年4月20日追記
2008年4月現在、アクセスログを見る限り「Google Wireless Transcoder」で、上4個のIPアドレスのアクセスはなく、「209.85.170.136」だけがアクセスしてくるようである。また、現時点では確認されていないものの、NSLOOKUPで逆引きすると「209.85.170.135」のIPアドレスにもよく似たホスト名が割り振りされているので、今後、使用される可能性がある

一方で、この仕組みを逆手にとって携帯用コンテンツを作ることも可能だろう。パソコン用ページを下記のようなアドレスにして携帯に通知(もしくはhtaccessなどで振り分け)すれば、お手軽携帯サイトの出来上がりである。リンク先も携帯対応になっているため、携帯用にコンテンツを用意する必要はない。ちなみに下記は「ふるさと切手博物館」へアクセスする場合の例である。

http://www.google.com/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fkazamidori.net%2Ffurusato%2F

URLの生成の仕方は前述の http://www.google.com/gwt/n に携帯サイトにしたいページのURLを打ち込み「Go」ボタンを押した後のアドレス欄をコピーすればよい。もし手動で作る場合は「http://www.google.com/gwt/n?」のあとに携帯コンテンツ化したいパソコン用のURLを記述する。ただしURLのうち、
コロン(:)は「%3A」
スラッシュ(/)は「%2F」
というコードに置き換える。画像を表示させない場合はURLの後ろに「&_gwt_noimg=1」を追加する。

これで簡単携帯サイトの出来上がりである。
携帯しか持っていない人に自分のホームページを見せたい場合は重宝するのではないだろうか。