漫湖公園に行ってきたシリーズ第2弾!? (前回は「ちょうちょガーデン」)
今日は「漫湖水鳥・湿地センター」へ行ってきた。実はここは那覇市ではなくお隣の豊見城市にある。漫湖と言えばラムサール条約登録湿地としても世界的に知られており、この「漫湖水鳥・湿地センター」周辺は広大なマングローブと湿地が保護されている。
ここは環境省が運営しており、入場は無料。受付前には、どのような鳥が観察できるのかを示すジオラマがある。受付では『漫湖セルフガイド』(野鳥と水辺の生き物の2種類あり)も渡されるので、どのような鳥や生き物が見られるのかが確認できる。
そして、案内されるのは「木道」と呼ばれるマングローブや湿地を通る見学コースである。
漫湖から見た「漫湖水鳥・湿地センター」。ここの鳥たちは自然のものだけに、人が近づくとすぐに飛び立ってしまう。写真に撮ることはできなかったが、ここではシラサギがいた。
近代的な斜張橋・とよみ大橋の下は漫湖の湿地帯が広がる。
鉄塔の下あたりに鳥が飛んでいるのがわかるだろうか。肉眼で見るとはっきり見えるが写真だとわかりにくい。景色を見てもわかるとおり、ここは住宅街の中にある。
このカニは「ヤエヤマシオマネキ」というそうだ。
鳥が見られなくても、施設内の展示室で剥製やジオラマが見られる。鳥に限らず、魚やカニの模型も展示されている。
ミサゴも来ているようです。英語で「Osprey」。オスプレイは漫湖に飛来していたのだ。
リアルGoogle Earth?
ピンチアウトしても拡大されないが、ぐるぐる回すことはできる。
2階の展望コーナー。備え付けの望遠鏡で野鳥観察ができる。もちろん無料。
スタッフの話では、この望遠鏡、1台30万円もする高級品なんだとか。100円を入れる望遠鏡よりも明るくはっきりと見える。2階には野鳥などの本が陳列された図書コーナーもある。子供向けの本も多数あるので、親子連れにお勧めの施設である。また、季節に合わせていろいろな生態系を見られるので一度だけではなく、何度も訪れることをお勧めしたい。
- 漫湖水鳥・湿地センター
- 入館料;無料
- 休館日;毎週月曜日、沖縄慰霊の日(6/23)、年末年始(12/29~1/3)
- 開館時間:9時~17時
- アクセス
- ゆいレール:奥武山公園駅から徒歩15分
- 車:那覇空港から車で15分
- ホームページ:http://www.manko-mizudori.net
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