難しい話題が続いたので、今日は「ひな祭り」にちなみ、久しぶりに1歳10ヶ月になる娘と娘に好意を寄せている同い年のS君の"その後"を報告したい。
1ヶ月ほど前、私が娘を保育園へ連れて行ったときのこと、いつものごとくS君が教室で娘が来るのを待っていたのだが、少し変化が現れた。なんとS君は私に向かって「パパ、パパ」と言い寄ってきたのである。
「おまえにパパなどと言われる筋合いはない!!!」
と言いたいところだが、相手は1歳児。S君に「○○(娘の名前)のパパだよぉ」と大人の対応を示して、その日は保育園を後にした。それから数日後、保育園の教室でたまたまS君のお母さんと一緒になったのだが、この日もS君は私を指さして「パパ、パパ」と言ってきた。当然のことながらS君のお母さんは「○○ちゃんのお父さんにパパって言ってる...」と困惑気味。もちろん私もその場をどう対処していいのか困った。担任の先生も苦笑するしかない状況だった。S君のお父さんとは保育園の行事で何度もお会いしているが決して私に似ているわけではない。なのに、なぜS君は私に向かって「パパ」と呼ぶのだろうか。今から"彼女の父親"を"その気にさせる"作戦なんだろうか。そうだとしたら手強い1歳児である。
この出来事以降、私とS君が顔を会わす機会は減ったのだが、娘との関係は静かに進行しているようである。保育園の連絡帳を見ると2月上旬には娘とS君が"デート"している現場が報告されている。それによると保育園の敷地にある桜の花(※)にメジロが留まっているのを見つけ、2人でメジロを指さしながら「チッチ、チッチ」と言い合っていたようだ。
※沖縄で桜といえばソメイヨシノではなくヒカンザクラが一般的で紅梅のような色の花を咲かせる。ちなみにヒカンザクラの桜前線は沖縄本島を北から南へ南下する特徴がある。花の見頃は1月下旬から2月頃。
その後の"デート"の報告はないが、最近、娘はクラスメートの名前を言えるようになったというので、家で誰の名前が言えるのか試したところ、なぜかS君の名前だけはうまく言えないのである。S君の名前は娘の発語状況から決して発音しにくいものではないにも関わらず...である。もしかして照れているのか、それとも名前も思い出したくもないほどのことがあったのだろうか...今後の2人の関係が気になる親バカな父親であった。
※そういえば3ヶ月ほど前、2人は「あ~あ」だけで会話していたなぁ