娘はCDやおもちゃなどから流れてくるメロディにあわせて手拍子をしたり、時にはお尻や手を振って踊ったりする。愚図っているときでも童謡のCDを聞かせるとゴキゲンになるぐらい音楽が好きなのだが、よく家で流している童謡のCDの中に変わった童謡が収録されている。
タイトルは「きのいいあひる」。その歌詞の一部を紹介したい。
♪むかしあひるは からだが大きくて
海も渡れば 魚も食べたよ
ランラララランラララ ランラララランラララ
ランラララランラララ ラララララララン
実に楽しそうなメロディで歌い上げる童謡なのだが、聞いているうちに、5番目の歌詞でこんな結末が待っていた。
♪とうとう人間に つかまえられて
気のいいあひるは 豚小屋暮らし
ランラララランラララ ランラララランラララ
ランラララランラララ ラララララララン
ちなみにこのCDのジャケットにはこんなキャッチコピーが書かれてあった。
初めて出会う音楽の世界...そんなお子様に優しいメロディが安心して夢の世界へ運んでくれますこの曲に限って言えば、メロディは優しいのだが、この歌詞は安心して夢の世界には行けないのではないかと思わずにはいられない。
※せめて「あひる小屋暮らし」にしてあげられないだろうか...
mimi
結構残酷なというかリアルな詩ですね。
詩を書いた人が誰か調べ、その人のバックグランドを調べてみるのも手かもしれませんね。
kazamidoriからmimiへの返信
この曲の出所を調べてみますとチェコのボヘミア民謡とのことです。♪ぶんぶんぶん 蜂が飛ぶ… と同じ出身ということですね。原文の歌詞もこんな歌詞なのでしょうか…気になるところです。
ところでアクセス解析を見ていましたら、最近何かと話題の靖国神社さん(yasukuni.or.jp)から「気のいいあひる 歌詞」という検索語でアクセスしてきた記録がありました。アクセス元と検索語のギャップが微笑ましいです。
gttkyk
浦島太郎だって、赤い靴だって残酷な結末の童話です。こういった童話の様に、かつての童謡は子供たちに対する勧善懲悪的な教訓とか、戒めとかを行うための教材お一つとなっていたのではないのでしょうか。