2009年6~7月のGmail Labs

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7月7日、GoogleはGmailなどのアプリケーションが正式版になったと発表した。Gmailがベータ版から正式版になった背景には、Gmail Labs等の実験的機能をGoogle Appsを導入している大企業が好まないことも理由の一つに挙げられており、正式版格上げによって、今後Gmail Labsの機能追加が鈍化する可能性も考えられる。それを証明するかのように、この2ヶ月の間は2件しか新機能が追加されていない。

Back to Beta (ベータ版のロゴに戻す)
Gmail正式版に伴って、これまでGmailのロゴに申し訳なく付いていたBETAの文字も消えたのだが、それと同時にGmail Labsにこの機能が追加された。どうしてもベータ版のロゴがいいという方は、この機能を有効にするとよい。なお、ロゴを戻したからといって、Gmailの機能そのものがベータ版になるわけではない。

Authentication icon for verified senders (確認済み送信者を示す認証アイコン)
有名企業を騙ったなりすましメールが多い中、本物の送信者からのメールに鍵型のアイコンを表示する機能。現在のところeBayとPayPalからのメールでのみ有効である。たとえばeBayから送られたメールのうち、件名に鍵型のアイコンがないメールは「なりすましメール」となる。