Google検索の威力

最近、私が代表を務める「関西じゃりン子チエ研究会」のホームページ (以下「関じゃり研」と略す。URL=http://www.jarinko.com/)へのアクセス数が落ち込んでいる。Google Analyticsのデータを見ると、特にこの1週間はGoogle検索からの訪問者は激減していることがわかった。

具体的には、最近、Google検索で最も訪問者が多かった今年1月8日には訪問数235人(ページビュー数735)であり、このうちGoogle経由でアクセスしてきた人の割合は30.21%(71人)であったが、これに対して、2月21日は訪問数123人(ページビュー数447)で、このうちGoogle経由でアクセスしてきた人の割合は8.94%(11人)であった。一概にGoogle検索で訪問した人が減ったから訪問数が減ったとは言い切れないが、訪問数が減った大きな原因の一つであることには間違いない。

それでは検索キーワードで一番多い「じゃりン子チエ」で"ググる"と...「関西じゃりン子チエ研究会」は4位ではないか(この記事執筆時点)。しかも3位のサイトは関じゃり研メンバーが作ったサイトである。ちなみに、これまでは公式サイトに次いで第2位であった。

1ヶ月ほど前、NHKスペシャルでGoogleの特集が放送されていたが、その中でSEO(検索エンジン対策)業者の「Google検索で15位以下のホームページはインターネットに存在しないのと同じ」という主旨の発言が取り上げられていた。15位までは行かずとも、検索順位が2位から4位に下がるだけで、アクセス数が半減するとは予想外であった。

特にサイトのデザインを変えたわけでもないのだが、なぜ、順位が下がったのだろうか。いわゆる"Google Dance"の影響かとも思い、Google Dance Checkerで調べてみたがGoogleの12のサーバーのうち11サーバーで4位だったので、その影響は考えにくい。もしオンラインショップだったら、売り上げに大きく響いていただろう。

またテーマにちなんだ比較的短い独自ドメインを取得してホームページを運営していても、順位が下がるということは、GoogleのSEOとして独自ドメイン取得はあまり意味がないと言ってよいだろう。ただ、このサイトはアクセス数は減っても、リピーター率が1日平均40%とテキスト系サイトではかなり高いのが救いである。

余談だがYahoo!のウェブ検索で「菊地りんこ」と検索すると、なぜか関じゃり研が2位で出てくる。アカデミー助演女優賞候補の菊地凛子とは全く無関係であるにも関わらず...である。

※Yahoo!については昨年10月に当ブログで取り上げた「Yahoo!検索はおかしい!!」をご参考ください

こんなことがある一方で「おっ」という言葉を"ググる"と、我が「風見鶏ねっと」内のコンテンツである「おっぱ牛乳Fan Club」が1位になっていることがある。1位になった日はアクセス数が多いが、2位になった日はやはりアクセス数が落ち込む。目下、我が故郷のテレビ局のキャラクター「おっ!サン」と熾烈な首位争いを繰り広げている。

しかし、何を知りたくて「おっ」という言葉を検索するのだろうか?