今週は3歳になる娘と2人きりで神戸に帰省していた。神戸では娘が「パンダが見たい」というので、また(実は今年のゴールデンウィークにも帰省しているのだ)王子動物園へ行くことになった。3ヶ月前は外で水浴びをしていたパンダが、今回は猛暑の影響なのか、薄暗い室内で寝転がっていた。アフリカの熱帯に住んでそうなキリンですら屋内に引きこもっていたぐらいだから、神戸の夏は動物たちにとっても厳しいのだろう。今日の昼間、那覇に帰ってきたのだが、神戸よりも那覇の空気が涼しく感じられた。

ところで、王子動物園からの帰り際、園内のレストランで昼食をとったのだが、娘のために頼んだお子様ランチのデザートに、あの「とくれん」がついてきたではないか!!
「とくれん」とは徳島県の農協の何かの連合会が製造元で、その製造元を略して「とくれん」と名づけられた、みかん味のゼリーのことで、小学校給食の定番デザートだった。「とくれん」が出た日に、誰かが休んでいようものなら、その子が食べるはずだった「とくれん」を巡って、クラスのほぼ全員が、じゃんけんで取り合うほどの大人気のデザートだった。しかし、大人になって知ったのだが、この「とくれん」、徳島県で製造されていたにもかかわらず、その存在を知っているのは神戸の人だけらしいのだ。給食で出てきた「とくれん」は完全冷凍で、ゼリーの部分と凍った部分が混在し、独特の食感があった。しかも果汁80%ということもあって、濃厚なみかん味である。私は未だに、これほど濃厚な味のゼリーを食べたことがない。
今回、お子様ランチのデザートとして出てきた「とくれん」も「-18℃以下」で保存することが記されているので、凍らせて食べるのが正しい食べ方なのだろう。しかし、王子動物園内のレストランのそれは冷凍どころか、少し生ぬるい感じであったため、実家に持ち帰り、冷凍庫に保存することにした。
