気になる? nameドメイン

インターネットの世界には「name」というドメイン名がある。原則として個人名で取得できるもので、nameドメインの管理団体によって世界中の名前や苗字が予め登録されており、取得希望者は「苗字.名前.name」または「名前.苗字.name」で申請して取ることができる。

ところが、つい最近まで「娘の名前.name」は「名前.name」の登録から漏れ、空きドメインとなっていた。この場合、ドメイン管理団体でなくても個人で自由に取ることができる。もともと取るつもりはなかったのだが、娘の名前はそこそこ有名な芸能人にもある名前なのに「name」ドメインが空いていることを以前から不思議に思っていた。ところが昨日、暇つぶしに「娘の名前.name」をwhoisで引くと、nameドメインの管理団体が「名前.name」として押さえているではないか。

nameドメインはインターネットの世界ではまだまだマイナーであるが、もし空いているうちに取得しておけば、ドメイン管理団体に代わって、娘と同じ名前の人に「苗字.名前.name」のアドレスをレンタルしたり、あるいはこのドメイン名を希望している人に高値で売りつけることもできるかも...などと考えると、今更ながらドメイン名を取らなかったことを、ちょっと後悔している(注・nameドメインの高値の転売は非現実的です)。

ちなみに娘の名前のドメイン名はjp,com,net,org,infoが既に取られており、このうちcom,netは転売目的で取られているようだ。またinfoは私がタダ同然で取得し、神戸の家族や親しい友人に向けて育児日記ブログを運用している。

[追記]
子供の名前のドメイン名について、「やじうまWatch」で面白い記事を発見した。俳優ブラッド・ピットが娘の名前のドメイン名(shilohnouveljoliepitt.com)を取得しているそうで、その取得理由がアダルトサイトの転送に使われるのを防ぐためらしい。有名人となれば単なる親バカではなく危機管理の一環の一環で取得するようだ。

※nameドメインについて、実際は「kazamidori.name」(現時点では実在しません)のように人名以外のnameドメインも取得することができます。
※「沖縄独特の名字.name」は取得されていないものが多く、ざっと調べたところ現時点では「arakaki.name」「shimabukuro.name」「inamine.name」「matayoshi.name」等が空きドメインとなっています。ただし比嘉さん、大城さん、具志堅さんはドメイン管理団体が押さえておりました。