沖縄だって冬は寒かった

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最近、直接HTMLファイルをいじくってホームページの更新をするのがめんどくさくなってきた。でも、何か書いてみたい......そこで何かいい方法はないかと思っていたところ、今、ネット上で流行の「ウェブログ」で使われている「Movable Type」を導入してみた。

「ウェブログって何?」
厳密にはいろいろな定義があるものの、現在、日本における「ウェブログ」といえば個人サイトの日記サイトにいろいろな機能を付けたようなもの...とお考えいただくとわかりやすいだろうか。とはいえ毎日更新はとても無理なので、今まで通り「気まぐれ」で更新していこうと思っている。

さて、以前から当サイトをチェックされている方はご存じとは思うが、私は2年前、生まれ育った神戸から沖縄は那覇へ移住した。冬になると神戸方面からいつも聞こえてくるのは「沖縄は温かくてええなぁ」という声。確かに最初の冬は「沖縄の冬は、やっぱり暖房、いらんやん」と、正直、全く部屋の暖房をつけなかった。ところが今年の冬、那覇市の気温は10℃を下回ることはなかったものの、体感的には神戸にいたころの冬を彷彿させるような寒さを感じてしまった。特に1月はエアコンの暖房を毎日のようにつけていた時期があった。周囲のウチナーンチュに聞いてみても今年の冬は例年になく寒かったと語る。那覇の気温は、同じ時期の神戸の最高気温よりも下回ることはほとんど...いや全くないかもしれない。沖縄の寒さの秘密は気温よりも「風」にあると思う。大阪湾周辺の場合、海面と山地の温度差により、時間帯によって風の強さや向きが時間によって変わるため、特に冬型の気圧配置にならない限りは、恒常的に風が吹くことはあまりない。ところがここでは1日中、風が吹いているのである。ただ沖縄の場合、冬でも日向に出ると温かくなる。しかし今年の1月は太陽が顔を出す日も少なかったこともあり、とにかく寒かったのである。

年末年始、私は神戸へ帰郷した。"内地"の寒さをしばらく経験していないこともあり、那覇の自宅を出る段階からコートを羽織って出かけた。手荷物にするのがめんどくさいためであるが、はっきりと言って汗ばんだ。ところがこの状態で関空に着くと、予想に反して、そんなに寒く感じなかった。実家に帰って親に聞くとここ数日は温かかったという。

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ところが水道の蛇口をひねって、沖縄との差を痛感させられた。水が身を切るように冷たいのである。沖縄ではまず体感することはないだろう。今まで、冬の水の冷たさはこんなものだとは思っていたのだが、わずか2年で沖縄の気候になじんでしまうとは...ところで2月も下旬に差し掛かろうとしている。太陽はカンカンと照り、日中は20℃を超える。もう沖縄の冬は終わったのかもしれない。今日、バスに乗ったら冷房がかかっていた。

※写真は2003年12月30日、ぶらっと東遊園地に立ち寄ったら、まだ神戸ルミナリエのガレリアが残っていたので、携帯電話のカメラで撮影