ふるさと切手博物館
めんそ~れ!!
公開日:2000年7月1日
第19回展示■沖縄サミット記念!!沖縄ふたたび

伊江島タッチューのサミットを極める その2

伊江島タッチュー  なんとタッチューのサミットには「足跡」が付いた岩があるではないですか!!しかも梅雨の影響か、足跡型のくぼみには水がたまっていました(右の写真)。
 これは伊江島に伝わる「力(ちから)タンナーバ」という大男の伝説にちなむもので、隣村との戦いで大男タンナーバはタッチューに登って、迫り来る軍勢に岩を投げつけ、敵を退散させたそうです。その際、踏ん張ったところに、この足跡ができたと言い伝えられています。
 ちなみに伊江島には「力自慢」スポットがもう一か所あります。
 島の南海岸にある洞窟「ニャヤティヤ(千人洞)」には「力石」があり、子宝に恵まれない女性がこの石を持ち上げると子供が産まれるようになると言い伝えられています。また、洞窟の名前は第二次世界大戦中、防空壕として利用され、1000人以上の住民を収容できたことに由来しています。
伊江郵便局風景印  タッチューを下山した後、帰りの船までたっぷりと時間があったことから島内唯一の郵便局・伊江郵便局に立ち寄ってみました。
 本場モノの「伊江島タッチューとサバニ」切手も発売されていたのですが、ここでは切手を買わず、官製ハガキに風景印を押してもらいました(切手に押してもらいたかったのですが、切手を貼る紙を用意していなかった←今回の反省)。
 また局員さんから「伊江島タッチューとサバニ」切手のシートホルダーもいただきました。
 風景印にはタッチューとハイビスカス(?)、そしてアーニパイル記念碑が描かれています。アーニパイル記念碑とは第二次大戦中の米軍の従軍記者だったアーニパイルの慰霊塔で、伊江村では今回のサミットに出席するクリントン大統領夫妻に、この記念碑を訪問してほしいと要請しているそうです。
 第二次大戦中、伊江島には日本軍が「東洋一」と誇っていた戦闘機出撃基地があったため、島は米軍にとって格好の標的となりました。その飛行場は現在、米軍が基地として使用しています。
湧出海岸  ところで、伊江島の見どころはタッチューだけではありません。島の北海岸には「湧出(ワジー)」と呼ばれる断崖絶壁があります(写真)。湧出はその名の通り、絶壁の波打ち際で泉が湧き出していて、島の貴重な水源となっています。
 ここでは行きのフェリーで乗り合わせた高校生たちがレンタサイクルで詰めかけていたため、展望台前は、まるで都会の駅前の駐輪場状態になっていました。しかし、ここからの景色は絶景で、珊瑚礁の海と断崖絶壁の不思議なコントラストは沖縄のイメージには似合わない迫力がありました。
 帰りの船の中でも千葉県柏市の高校生たちと一緒になりました。彼らの口からも「この島に住んでみたい」と語らせるほど伊江島は、のどかで、それでいて見どころがたくさんある島でした。一度、沖縄本島へ訪れることがあったら、伊江島でお手軽な離島リゾートを体験してみてはいかがでしょうか。本部港からの船賃は往復で1,110円(車は別料金)です。
 この日は海洋博公園に隣接するホテルに宿を取り、部屋の窓からも真正面にタッチューを見ることができました。そして午後7時30分過ぎ、太陽がタッチューの頂上に突き刺さるようにして沈んでいきました。


地図=沖縄本島北部   伊江島

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