ふるさと切手博物館
ふるさと切手博物館へようこそ!!
公開日:1998年5月1日
第7回展示■千客万来!!ふるさと切手物産展

山口県「ふぐちょうちん」

ふぐちょうちん  山口県下関市といえば「ふぐ」、地元では「ふく」といいます。
 地元を訪れた人ならご存じでしょうが、ご当地の土産は、すべてふぐにちなんでいるものばかりです。
 その代表格が、この「ふぐ提灯」です。ほかにも「ふぐ凧」(紙製)、「ふぐ笛」(陶器製)など何でもあります。
 さて、このふぐですが、毒魚としても知られていますが、下関では2000年前の遺跡である「潮待貝塚」からふぐの骨が発見されており、歴史的に見ても、下関の人とふぐとの関わりは半端でないことが分かります。
 また、ふぐには、魚類でありながら魚類と違う生態があります。
 ふぐちょうちんのモデルにもなっているように、体を膨らませて敵を威嚇するのもそうですが、なんと、瞬きをするのです。
 そのうち、ウインクする「ふぐちょうちん」も出てくるかも知れませんね。

●この切手のデータ
意匠=ふぐ提灯
発売日=1989年11月1日 発売地域=中国
原画作者=田口克己(洋画家) 発行枚数=1050万枚
備考=この切手は1991年のお年玉くじつき年賀葉書の賞品になった3枚収録の小型シートがあります。


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