ふるさと切手博物館
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公開日:1997年11月1日
第4回展示■紙上最大?熱き戦い「ふるさと切手の陣」

北海道「レブンアツモリソウ」

レブンアツモリソウ  「戦い」がテーマなのに、しかも「源平編」なのに、なぜ花の切手が…
 と驚かれる方もいるでしょうが、この花も源平合戦に関係があるのです。
 「アツモリソウ」の名前は、花の形が平家の武将・平敦盛が背負っていた母衣(ホロ=よろい飾り)に似ているところに由来しているのです。
 平敦盛は、1184年の一ノ谷の合戦で源氏の武将・熊谷直実に討たれました。敦盛は、このとき15歳(満年齢)でした。
 敦盛の首を取った熊谷も、武将とはいえ、自分の息子と同じ年頃の少年を討った時の心境は、後に平家物語で伝えられています。
 平敦盛について、もっと知りたい方は、神戸市須磨区にある須磨寺へ行くことをお勧めします。敦盛の遺品である青葉の笛、敦盛の首を洗った「首洗い池」、その首を祀った「首塚」などがあります。
 さて、この「アツモリソウ」はラン科の高山植物。花は夏に咲かせ、観賞用としても人気の高い花です。
 しかし環境庁指定「国内希少野生動植物種」に「アツモリソウ」をはじめ、切手の図案になっている「レブンアツモリソウ」「ホテイアツモリソウ」が指定されており、自生している花の採取は法律で禁止されています。
 ちなみに、アツモリソウに対して、熊谷直実のよろい飾りに花が似ている「クマガイソウ」という花もあります。
 ところで、この熊谷直実、もともとは平家側についていたのですが、源平合戦では裏切って源氏についたことは、意外に知られていません。

●この切手のデータ
意匠=レブンアツモリソウ
発売日=初刷:1995年7月7日
    増刷:1998年11月13日
発売地域=北海道
原画作者=山岸正巳(洋画家)
発行枚数=初刷:1,400万枚
     増刷:未発表
備考=別途、ペーン(10枚シート)が37万部発行されました。

■「ふるさと切手」以外の"源平"関連の切手

  • 第1次国宝シリーズ第4集(1968年9月2日発行)「源頼朝像」15円切手・「平治物語絵詞」15円切手
  • 古典芸能シリーズ第3集(1972年3月1日発行)「熊谷陣屋」20円切手
  • 第2次国宝シリーズ第2集(1977年1月20日発行)「平家納経」100円切手
  • 歌舞伎シリーズ第2集(1991年9月27日発行)「勧進帳の武蔵坊弁慶」62円切手
  • 歌舞伎シリーズ第4集(1992年2月20日発行)「一谷嫩(ふたば)軍記の熊谷次郎直実」62円切手
  • 国際文通週間(1992年10月6日発行)「平治物語絵巻」80円切手、120円切手



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