ふるさと切手博物館
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公開日:1997年11月1日
第4回展示■紙上最大?熱き戦い「ふるさと切手の陣」

香川県「古戦場・屋島」

源平屋島合戦と那須与一  一ノ谷(現在の神戸市須磨区)の戦いで、源氏の鵯越の奇襲攻撃に敗れた平家は、四国へ逃げ延びました。
 しかし、1185年2月、屋島(現在の香川県高松市)で平家は再び、源義経の軍勢と一戦を交えることとなったのです。
 そこで活躍したのが、この那須与一なのです。
 那須与一は馬に乗りながら、遠くに立て掛けられた竹串に挟んである扇子を弓矢で射抜くほどの弓の名手として知られています。
 当時は鉄砲がなかったのですから、唯一の飛び道具「弓矢」の使い手であった那須与一が、この合戦で、どのように活躍したのかは、あえて書く必要もないでしょう。
 結局、平家はここでも敗戦、壇ノ浦(山口県下関市)へ逃げ、滅亡したのでした。
 ちなみに那須与一は現在の栃木県の出身。栃木県では今でも英雄として崇められているそうです。

●この切手のデータ
意匠=源平屋島合戦と那須与一
発売日=1991年2月19日 発売地域=四国
原画作者=岡谷崇史 発行枚数=520万枚


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