ふるさと切手博物館
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公開日:1997年6月13日
おまけコーナー■「かつおぶし」切手
ソロモン諸島~かつおぶし切手  さて、前回は「ドラえもん切手」発売記念として「フィンランドのムーミン切手」をご紹介したところ「あのコーナーが一番よかった」「ムーミンの切手が可愛かった」などなど、特に女性の方から好評をいただきました。
 今回は、その余勢をぶちこわすかのような切手をご紹介します。
 縮小しているので、ちょっと画像が見にくいと思いますが、左が「鳥南蛮」(つまり「うどん」)、右が「赤だし」。その中央にあるのは日本食の味付けの原点「かつおぶし」です。
 日本の切手にも取り上げられたことがない日本食が堂々と切手になっているだけではなく、切手の下には、それぞれの料理の材料の説明が英語で書いてあります。
 もともとこの切手は「東京国際切手展91」の記念にソロモン諸島から発行された、いわゆる外貨稼ぎ切手ですが、単なる外貨稼ぎだけの切手ではありません。
 なんと、このソロモン諸島、鰹節の原料である鰹を日本に輸出しているのです。したかって、日本人に馴染み深い鰹節…この場合は「だし」を切手の題材にしていたのです。
 日本でも、ファーストフード、コンビニフード、インスタントフードに脅かされる日本食を後世に伝えていく意味でも「日本食シリーズ」を発行してほしいものです。


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