ふるさと切手博物館
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公開日:1997年8月20日・展示追加 2001年11月1日
第3回展示■主張するミミたち
 食パンにも耳があるように、切手にも耳があります。切手収集家はシートの周囲にある余分な紙を「耳紙」(ミミガミ)と呼んでいます。
 ここには、普通、銘版と呼ばれる「大蔵省印刷局製造」の文字や、刷ったインクの種類を記録する「カラーマーク」が刷られています。記念切手やふるさと切手には、切手の名前や発行日が書いてあることもあります。
 切手発行の年代にもよりますが、切手収集家は、銘版やカラーマークの付いた切手を大変珍重しています。
 しかし普通の人にとって耳紙は、あまり意味もなく、むしろ邪魔な存在です。
 ところが、ここ2・3年、ふるさと切手に限って、この耳紙の部分に花柄などを印刷するのが流行っています。
 最近では、わざと花柄が付いた耳紙を付けたままで切手を封筒に貼ったり、花柄耳紙の部分を封緘シールに使ったりしている人たちが増えてきました。
 そこで今回は切手そのものよりも、いつもは捨てられる運命にある耳紙にスポットを当ててみました。また、現在までに発行された花柄耳紙切手をすべて収録していますので、カタログ代わりにご活用ください。


◆企画展「主張するミミたち」
岐阜県「心のふるさと飛騨」
三重県「海女と浜木綿」
愛知県「名古屋まつりと三人の武将」
静岡県「富士山」
静岡県「茶摘み」
長野県「サイトウ・キネン・フェスティバル」
熊本県「1997年男子世界ハンドボール大会」
沖縄県「夏の果実」
沖縄県「さんしん」(98年4月1日展示追加)
岡山県・広島県「鉄道井原線開通」(99年2月7日展示追加)
北海道「北の大地」(99年7月1日展示追加)
福岡県「ジャパンエキスポ 北九州博覧祭2001」(01年7月15日展示追加)
滋賀県「第9回世界湖沼会議」(01年11月1日展示追加)
◆おまけコーナー
フランス領南極地方「皇帝ペンギンの行進」切手
日本「昭和基地内郵便局」の消印
 
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