ふるさと切手博物館
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公開日:1997年8月20日
第3回展示■主張するミミたち

岐阜県「心のふるさと飛騨」

心のふるさと飛騨
 耳紙に絵を描く…日本切手126年の歴史で画期的なことを行ったのが、ふるさと切手東海版を発行している東海郵政局です。
 その第1号がこの切手です。耳紙の部分になんと花柄を印刷してしまったのです。
 切手の図案は飛騨地方の四季を4枚の切手で表現していますが、さて、ここで問題。耳紙に描かれている花は何だと思いますか?
 答えは「ゲンゲ」。一般的には「レンゲ草」と呼ばれている花です。実は岐阜県花なのです。1990年に発行された「ふるさとの花シリーズ」では岐阜県花として堂々と切手になっています。
 この切手から、東海郵政局発行のふるさと切手には耳紙に、それぞれの県の花がワンポイントとして印刷されています。
 なお、ゲンゲは中国原産のマメ科の植物。ご存じとは思いますが花は春に咲きます。牧草や肥料用などとして用いられます。ちなみに花言葉は「私の幸福」
 ちなみに、この切手は1990年に62円切手として発行されましたが、こちらには、耳紙の花柄印刷はありませんでした。

●この切手のデータ
意匠=左から ・春の高山まつり  ・雷鳥  ・秋の高山まつり  ・飛騨の里
発売日=1995年10月2日 発売地域=東海
原画作者=玉賢三 発行枚数=各500万枚
備考=この切手には1990年10月9日に発行された62円切手バージョンがあります。


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