ふるさと切手博物館
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初心者切手講座■ふるさと切手Q&A

Q3 全国のふるさと切手を集めるにはどうすればいいですか?

 一番簡単な収集法は手紙や葉書に貼られている使用済み切手を集めることです。しかし、切手によっては、封筒から剥がさずに、そのまま取っておいたほうが価値の出る種類もあります。すでに、そのいくつかは、ふるさと切手博物館の解説の中で取り上げていますので、チェックしてみてください。
 さらにこだわりたい人は、消印と切手の都道府県が合致したものを集める方法があります。こちらは難易度が高いコレクションとなるでしょう。なぜなら消印の地名がハッキリと読める使用済み切手は、あまりありませんし、さらに、その中からふるさと切手を厳選するのは至難の業と言えます。
 さて、使用済みではなく、未使用切手を集めたいという方もいるでしょう。しかし、記念切手を集めるほど簡単ではありません。
 未使用切手収集の近道として、一番簡単な方法は、全国の定例発売郵便局(発売地域一覧表に明記しています)で買う方法が便利です。しかし、この方法は、これらの郵便局の近所の人しか利用できないのが欠点です。
 そこで、旅行や出張のついでにお土産感覚で買ってくる、あるいはよく旅行に行く人などに頼んで買ってきてもらう方法や、全国各地に知人、友人がいるようでしたら、その人達に買ってきてもらうよう頼んでみるのが最善の策だと思います。
 それでも難しい場合は、切手商や切手収集家が行っている頒布会を利用する方法があります。ただ、この方法だと切手代金の他に会費や送料を負担しなければなりません。切手商の頒布会だと、さらにプレミアが加算されます。
 周りにふるさと切手収集家がいるのであれば、いっそのこと、自分たちで頒布会を作って、東京中央郵便局の「新通販システム」を利用するのが便利です。このシステムは1シートからシート単位で申し込めます。
 代金は郵便貯金口座から自動的に引き落とされますが、切手代金(額面)のほかに切手を送ってもらうときの書留料金と、なぜか手数料10円が差し引かれますので、切手代金とは別に、いくらか会費を取って頒布会を運営するといいでしょう。
 「新通販システム」のリーフレットや申込用紙は最寄りの郵便局にあります。(お問い合わせ先=東京中央郵便局切手普及課「新通販システム」係 電話03-3284-9552)
 なお、この方法では、2種類以上の連刷切手の場合も、1種類の切手と同じシート枚数しか送られて来ませんから、連刷切手のシートを郵便局備え付けの「切手注文専用振替用紙」で東京中央郵便局に再注文しなければならないという手間と費用がかかるのが欠点です。
 とりあえず、今、あなたの置かれている環境を考慮しながら、最適の収集方法を探してみてください。

 
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