ふるさと切手博物館
ふるさと切手博物館へようこそ!!
公開日:1999年9月1日
おまけコーナー■旅の思い出に「ふるさと切手」はいかが?
 ふるさと切手が発売されてから10年が経過し、すでに300種以上の切手が発行されています。
 「ふるさと」と名付けられただけあって、全国の有名な観光地は、ほとんど、ふるさと切手になったといっても過言ではありません。切手になった観光地の近くでは、地元郵便局が臨時出張所(早い話が露店)を出して切手を販売していることがあります。
 地域限定切手のため安上がりな土産としても活用できますが、さらにステップアップして、こんな旅の思い出づくりはいかがでしょうか?
風景印

●旅先から差し出す手紙は「風景印」で!!

 有名な観光地にある郵便局では、必ずと言っていいほど、風景を描いた消印「風景印」を置いています。「風景印」のサービスは戦前からあり、旅慣れた人が旅先から出す手紙の消印代わりとして、今でも利用されています。
 もちろん、旅慣れていない人でも、簡単に風景印のサービスを利用できます。観光地の最寄りの郵便局へ行き、窓口で「風景印を押して送ってください」と告げて、切手を貼った郵便物を差し出すだけでOKです。

●手紙も、ふるさと切手でコーディネート!!

 これまで観光地で押される風景印は絵はがきに普通切手を貼ったものが主流でした。
 もし旅先にちなんだ切手を見つけたら、風景印と切手をコーディネートしてみましょう。しかし、ふるさと切手の多くは封書料金。絵はがきに貼るにはもったいないです。封書料金の切手しかない場合は、ホテルに備え付けのレターセットを活用するといいでしょう。
 また友達だけではなく、自分宛にも手紙を出して、下のような「旅日記」を作る楽しみ方もできます。
  • 右上は香川県版の「栗林公園」切手に、栗林公園の絵が描かれた風景印(高松中央郵便局差し出し)を押した例です。
  • 下は、さらに栗林公園の入園券と園内で撮った写真を使った「旅日記」の例。市販のアルバムや大学ノート、スクラップブックで簡単に作ることができます。さらに一歩進んでホームページにまとめることもできますよ!!

たび日記~栗林公園(99年○月○日)
栗林公園入園券■特別名勝「栗林公園(りつりんこうえん)」
■場所=香川県高松市
■入園料=大人350円

訪れた日は曇りで、ちょっと、もやがかかってたけど、それはそれで風情があってよかった。

栗林公園前日、岡山市の後楽園を見ただけに「栗林公園も似たようなもんやないの」と思ったけど、公園に一歩入ると、その思いはいっぺんに吹き飛んだ。

とにかく広い。後楽園は13万m2に対して、栗林公園は75万m2。高松藩主が代々100年かけて造り上げただけのことはある。園内で迷子になるところだった。

低い庭木が「直方体」に刈り込んであって、見た目に面白かった。池の錦鯉ともたわむれ、日本庭園をじっくりと堪能した。

手紙園内の茶室「掬月亭(きくげつてい)」で「偃月橋(えんげつきょう)」を見ながら、まったりと風流に抹茶を楽しみたかったけど、この日は時間がなかったのでパス。とりあえず記念に橋の写真をパチリ。

近くの郵便局で栗林公園の切手を売っていたので旅の記念に自分宛に手紙を出してみた。届いた手紙の消印まで栗林公園の絵柄だったので、ちょっと得した気分。

●この切手のデータ
意匠=栗林公園
発売日=1999年8月2日 発売地域=四国
原画作者=菊池 彰(イラストレーター) 発行枚数=未発表
備考=別途、ペーン(10枚シート)が発売されています。


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