気まぐれ歳時記 | 2001年10月1日 |
一攫千金!? 変わり種宝くじ | |
初めて秋のジャンボ宝くじ「オータムジャンボ宝くじ」が話題になっています。この宝くじの一等前後賞をあわせた賞金は2億円。この宝くじの登場で年4回も億万長者のチャンスが巡ってくることになります。 しかし、これまで10月に大型賞金の宝くじがないのは意外なことでした。なぜなら日本における宝くじは1945年10月29日に初めて発売されたからです。オータムジャンボ宝くじが1枚300円なのに対し、第1回目の宝くじは1枚10円。1等の賞金も10万円でした。 戦争が終わって約2か月後という社会情勢もさることながら、散髪料金が3円50銭、動物園の大人入園料が15銭の時代の「1枚10円の宝くじ」は、とても高価なものでしたが、今と違って、はずれ券4枚でタバコ10本がもらえたそうです。 ところで、半世紀以上もある宝くじの歴史の中で、過去には今では考えられないような変わり種の宝くじが発売されていました。今回は、そのいくつかをご紹介しましょう。
|