ふるさと切手博物館
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公開日:2001年7月15日
第23回展示■全国日本庭園めぐり

岡山県「おかやま後楽園築庭300年」

おかやま後楽園築庭300年
 この庭園は備前藩二代目藩主池田綱政が14年間かけて造園した回遊式庭園で、1700年に完成。1884年に池田家から岡山県に譲られています。広さは13ha。
 丹頂鶴は開園当時から水鳥として飼われ、現在も飼育され後楽園のシンボルとなっています。
岡山城  特徴としては背の高い木が少なく、園内から岡山城天守閣を望むことができます。
 筆者は3月下旬といった中途半端な時期に訪れたため、後楽園のこれといった特徴がつかめていません。これから訪れる方は梅が咲きほころぶ3月上旬や、池のハスが咲く7月がお薦めです。
 後楽園に隣接する岡山城は1997年5月にふるさと切手に登場。後楽園を築庭した池田綱政は7代目城主でもあります。
 天守閣は1945年6月の空襲で焼失、現在の天守閣は1966年に再建されました。
 天守閣では子供でも歴史が楽しめる展示も用意されており、家族連れにお薦めしたいスポットです。


後楽園入園券
後楽園
入園料:大人350円
※岡山城や林原美術館などとの共通入場券もあり、各施設も見て回る場合は共通入場券がおトクです。
入園時間:8時~17時(季節によって変動あり)

岡山城
入園料:大人300円、子供120円
※後楽園や林原美術館などとの共通入場券もあり、各施設も見て回る場合は共通入場券がおトクです。
入園時間:9時~17時
休日:12月29~31日、特別展開催日前日

周辺のおすすめスポット
 後楽園北側にある蓬莱橋を渡ると、屋根に風見鶏が回る煉瓦造りのこぢんまりとした建物が見えてきます。切手でもおなじみの竹久夢二の絵を専門に展示している「夢二郷土美術館」です。
 竹久夢二は岡山県出身。挿し絵画家ということもあって長年、美術的な評価はされてきませんでしたが、その独特のタッチは、今でも多くの人の目を引きつけています。
 入場料=大人600円、休館日=毎週月曜

●上の切手のデータ
意匠=左から梅林と丹頂鶴 花葉の池と延養亭 唯心山と岡山城 曲水と丹頂鶴
発売日=2000年3月2日 発売地域=中国
原画作者=藤本理恵子(日本画家) 発行枚数=未発表
備考=別途、小型シートが発行されています。


●下の切手のデータ
意匠=岡山城
発売日=1997年5月30日 発売地域=中国
原画作者=写真撮影者=森隆恭(郵政局職員) 発行枚数=570万枚
備考=別途、ペーン(10枚シート)が26万部、発行されています。
また、ふるさと切手では珍しく黒色部分に凹版印刷が施されており、切手表面を触ると、天守閣の部分が微妙に盛り上がっています。


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