ふるさと切手博物館
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公開日:2001年3月15日
第22回展示■全国桜の名所めぐり

東北6県「東北のさくら」

東北のさくら
青森県「弘前城と桜」(上段左)
弘前城周辺は弘前公園として整備され、現存する日本最古のソメイヨシノをはじめ5000本の桜が植えられています。またサクラの他に3000本の松もあり、4月下旬には満開の桜の花と松の緑が競演します。

岩手県「石割桜」(上段中)
盛岡地方裁判所の敷地にあって、石(花崗岩)の割れ目から生えていることから「石割桜」と呼ばれています。種類はエドヒガンザクラ、樹齢は約320年。
1937年、裁判所が火事にあった際、庭師が自分の衣服を水に濡らして桜にかけ、木を延焼から守ったというエピソードが残っています。
石割桜は東北地方の桜としては比較的早咲きで、見頃は4月中旬だそうです

宮城県「一目千本桜」(上段右)
白石川沿いに7kmもあるソメイヨシノの桜並木は圧巻で、残雪が残る蔵王連山ととのコントラストが美しいと言われています。

秋田県「桧木内(ひのきない)川と桜」(下段左)
桧木内川沿いにある約2kmのソメイヨシノの並木。
角館町の桧木内川沿いにある約2kmのソメイヨシノの桜並木で、1999年にふるさと切手になった角館の武家屋敷からも比較的近いです。
武家屋敷通りもシダレザクラの名所としても知られており、満開のシーズンになると角館町には100万人以上の観光客が訪れるそうです。

山形県「久保桜」(下段中)
樹齢1200年のエドヒガンザクラで1924年に国の天然記念物に指定。
由来は豪族久保家の娘お玉と恋仲になった坂上田村麻呂が、お玉の死を悲しんで久保家に贈った桜とされます。
30年ほど前から木の腐食が進み、保存のための接ぎ木による「株分け」作業が進められ、長井市伊佐沢地区では約50本の新世代の久保桜が育てられています。

福島県「三春滝桜」(下段右)
樹齢は1000年以上で。枝振りは東西方向へ約25m。種類はエドヒガンザクラ。花は紅色で枝垂れるため、満開の時は、まさに滝のように咲くのが特徴です。
ちなみに、この木がある地名が「桜久保」といい、東北の花見を楽しむ方は山形県の「久保桜」と混同しないように注意しましょう。

なお、東北のさくらの見頃は岩手県の石割桜をのぞいて4月下旬~5月上旬です。気候によっては大きくずれるため、東北方面で花見を予定している方は開花情報に注意が必要です。

●これらの切手のデータ
意匠=
上段左から「青森県:弘前城と桜」「岩手県:石割桜」「宮城県:一目千本桜」
下段右から「秋田県:桧木内(ひのきない)川と桜」「山形県:久保桜」「福島県:三春滝桜」
発売日=2000年4月3日 発売地域=東北
原画作者=
青森、宮城、福島:越河芙佐江(洋画家)
岩手、秋田、山形:佐藤光郎(洋画家)
発行枚数=未発表
備考=この切手は20枚シートに6種類を収録したため青森県版、福島県版を4枚ずつ、その他の県版を3枚ずつ収録した変則的なシートとなっています。


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