ふるさと切手博物館
ふるさと切手博物館へようこそ!!
公開日:1999年7月1日
第14回展示■1999年お薦めの「ふるさと切手」

岡山県「倉敷美観地区」

倉敷美観地区  倉敷の地名は「蔵屋敷」に由来したもの。江戸時代、幕府の直轄地として備中地方の年貢米の集積地となるなど、物流の拠点でした。
 現在でも、当時の蔵屋敷が立ち並ぶ地域が、この倉敷美観地区。白壁に格子窓、本瓦葺き、そして倉敷川沿いの柳並木は落ち着いた情緒をかもし出しています。
 美観地区は文化施設も集中しています。切手に描かれているのは、そのうちの一つ「倉敷考古館」。ここは江戸時代の米蔵を改造して、岡山県内で発掘された縄文時代から平安時代の出土品を展示しています。
 ほかにも日本を代表する美術館のひとつである「大原美術館」があります。ここでは美術の教科書には必ず出てくるモネの「睡蓮」など、どこかで見たことのある絵画、彫刻はもとより、現代の新進作家の作品なども展示されています。
 さらには倉敷民芸館、郷土玩具館など、観光だけではなく教養も高めてくれる一角です。

●この切手のデータ
意匠=倉敷考古館
発売日=1999年5月25日 発売地域=中国
原画作者=杉田修一(洋画家) 発行枚数=900万枚
備考=別途、ペーン(10枚シート)が41万部、発売されています。


<< 逆順  ふるさと切手博物館  順路 >>