ふるさと切手博物館
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公開日:1999年3月1日
第12回展示■開館2周年記念~天下統一の野望達成へ?

和歌山県「熊野古道」

熊野古道 熊野古道
 熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社=和歌山県東牟婁郡、熊野那智大社=同、熊野速玉大社=和歌山県新宮市)参拝のための道で、京都から熊野三山へ向かうルートと、伊勢から熊野三山へ向かうルートがあります。
 熊野三山へ参拝することを「熊野詣(くまのもうで)」といい、平安時代から鎌倉時代にかけて流行し、皇族、貴族から庶民まで、こぞって参拝したといわれています。
 しかし、この三つの神社を巡る道は険しく、京都からは往復で1ヶ月以上かかったとか。
 さて、昨年末、この切手に80円バージョンの切手が登場しました。これは、99年4月29日~9月19日まで熊野古道沿いで開催される「南紀熊野体験博覧会」の宣伝を兼ねたものです。
 また99年4月16日には隣の三重県でも、別デザインの「熊野古道」切手が発行されます。

●この切手のデータ
意匠=熊野古道を行く平安時代の女性と子供
発売日=62円=1990年9月25日
    80円=1998年11月13日
発売地域=近畿
原画作者=雑賀紀光(洋画家)
発行枚数=62円=1350万枚
     80円=未発表
備考=62円版には、1992年お年玉くじつき年賀ハガキの賞品用に作られた小型シートがあります。


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