ふるさと切手博物館
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公開日:1997年11月1日
おまけコーナー■冷戦終結編?
アメリカ「宇宙」 ロシア「宇宙」
 この2枚の切手をよく見比べてください。大きさは違いますが同じ図案の切手です。
 実は、アメリカとロシアで、同じ日に同じ絵の切手を発行したのです。
 アメリカ側(左)の切手の耳紙には、わかりにくいですが、「アメリカとロシアで同じ図案の切手が発行された」という説明文があります。
 国が変わったとはいえ、その昔、米ソ両国は冷戦状態でした。宇宙でも、今や伝説となった「SDI構想」などで冷戦を宇宙にまで拡大していました。
 それがなんと、図案では旧ソ連のロシア語略称「CCCP(「エスエスエスエル」と読む)」と書かれたロケットに、アメリカ国旗をつけたロケットが合体しようとしているではありませんか。
 その上でも米ロの宇宙飛行士が手をさしのべあい、その後ろにアメリカのスペースシャトルとロシアの宇宙基地ミールも描かれています。
 もっと切手を眺めてみると、世界初の人工衛星「スプートニク」(ソ連)、月面探査機「アポロ」(米国)も描かれています。
 最近、何かと不調のミールでは、先日、スペースシャトルがミールの補修のためにドッキング。その後、スペースシャトルは帰還しましたが、今もNASAの宇宙飛行士がロシアの乗船員とともにミールに滞在しています。
 この切手は、まさに新しい宇宙時代を描く切手なのです。

 なお、この切手のように、違う国で同じ絵の切手が発行されることを「ジョイント切手」と言います。
 「ジョイント切手」は、アメリカとスウェーデンで、両国の「通商条約200年記念切手」が第1号でした。それ以降も各国で「ジョイント切手」が発行され、1992年の「世界コロンブス博覧会」記念切手ではアメリカ、イタリア、スペイン、ポルトガルの4か国で同じ図案の切手が発行されました。
 日本でも今年になって初めて「ジョイント切手」が発行されました。1997年9月1日発行の「日本チリ修好100年」記念切手は、日本とチリで全く同じ図案が使われました。チリのものは日本の切手よりも、やや小型です。お互い、相手の国の面積に合わせているのでしょうか?




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