私の生活環境を鑑みると、スマートフォンやタブレット端末はいらないと思っていたのだが、パソコン修理中に買ったタブレット端末が、今や就寝前の読書兼動画閲覧用端末になり、手放せなくなってしまった。枕元に置いておけば、ふとくだらないことを思い出して目覚めたときに、すぐに調べ物ができる。この手の機械は、なくても困らないが、あればあるで便利に使ってしまうものである。
しかし、調べ物をしたのはいいが、メモをとりたい場合、とっさにメモをとれない。そんなあなたのために、ブラウザをメモ帳に変えてしまう"呪文"がある。
data:text/html, <html contenteditable> <title>Notepad</title>
これをブラウザのURL欄に入力すると、開いているタブがメモ帳に変身するのだ。
このタブをそのままブックマークに登録しておけば、メモをとりたいときにいつでもメモ帳を起動できる。
しかし、である。これはあくまでも簡易的なもので、保存ができないという欠点がある。保存どころか、ブラウザを閉じてしまうと有無を言わず消えてしまう。
では、保存する場合はどうすればいいか。ここでは素直にGoogle公式のGoogleドキュメントのアプリをおすすめしたい。
常にこれを起動しておけば、メモ帳と同じ機能を果たす。しかも保存はGoogleドライブ上のため、パソコンからも参照可能。逆にパソコンで書いたメモをGoogleドキュメントに保存しておくと、タブレット端末やスマートフォンでも参照や編集も可能。ドキュメントの共有機能を使えば複数人で1つのドキュメントの参照や編集ができる優れものだ。
使い慣れない人のためにGoogleドキュメントの基本的な使い方を紹介しておく。
- ホーム画面のGoogleドキュメントのアイコンをタップすると、下記のような画面が起動する。この画面では文字入力ができないので、右下の「+」のアイコンをタップしてワープロ画面を起動する。
- パソコンのワープロソフトのように詳しいメニューやリボン、罫線がないので素っ気ないが、これがGoogleドキュメントのワープロ画面。ワープロと言うよりはテキストエディタである。
- 書き終えたら左上の「完了」をタップ。ドキュメント名を入力してOKをタップ。これでGoogleドライブにファイルが保存できる。
- パソコンからGoogleドライブにアクセスすると、しっかり保存されていることがわかる。パソコンからも編集可能である。