パソコンを買い換える

今月に入ってパソコンを買い換えた。これまで使ってきたVAIO QRが最近のソフトの高機能化で動きが鈍くなってきたことから、前々から買い替えを検討していた。何しろ沖縄移住前の独身時代、神戸の某家電量販店で購入したものであり、1度は故障したとはいえ、5年以上は使い込み、またVAIOシリーズの中でも異彩を放つ独特のデザインに愛着を感じていたのだが、まだ使えるとはいえ、時代の流れについていけなくなってきたのは、なんとなくさびしい気がする。

デスクトップ

そう感じていたさなか、何気なく近所の家電量販店のチラシを見ていると東芝製の2007年春モデルのノートパソコンの新品が先着5名限りで10万円以下で売り出されているのを発見、開店前から並んで購入した。CPUのクロックが1.86GHz、メモリーが1GB、地デジも見られるというスペックで10万円以下というのは安い。しかも入っているOSがWindows Vista Home Premiumなのである。しかし、Windows Vistaには何の魅力も感じていなかっただけに、購入後、一抹の無念さを感じた。

なぜなら、Windows XPで使えていたソフトがVistaで使えなくなることがあるということに不安を感じていたからである。特に私は未だにワープロは一太郎12を使っているし、他にもあまり知られていないマイナーソフトを使いこなしていただけに、新しいOSでこれらが使えるかどうか気になっていたからである。

とはいえ、いきなりWindows Updateで14個の更新があったものの、新しいパソコンは軽快であったのだが、ただひとつ、日本語変換機能である「Microsoft Office IME 2007」がメールを書こうとすると入力が私のキーボードのタッチに追いついてこないである。私はブラインドタッチもできない上に、10分間に600文字程度しか打てないというのに、OS付属の機能でなおかつ最も使うであろう機能がこんな動きでは、これから先、このパソコンを使いこなせていけるのだろうか。まだ前のパソコンで常用していたATOK15のほうがきびきびとしていた。仕方ないのでポイントが無駄に貯まっていたJustMyShopでVistaに対応している最新バージョンの一太郎を購入。到着次第ATOKに切り替える予定である。

なお、このIMEを暫定的にATOK互換の入力方式に設定変更したところ、反応が早くなった。Microsoft製なのにデフォルトよりも他社互換で早くなるとは、どういう仕様なのだろうか。