ふるさと切手博物館
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公開日:1999年9月1日
第15回展示■北海道動物図鑑

北海道「クリオネ」

クリオネ  最近は全国各地の水族館でも見られるようになったのが、このクリオネ。「流氷の天使」という別名があるかと思えば「ハダカカメガイ」というかわいげのない和名も付いています。
 その名の通り、クリオネは貝の仲間でありながら貝殻を持ちません。流氷と共にオホーツク海を漂流し、流氷が消え去る頃には姿を消すため、その生態はあまりわかっていません。
 体長は2~3cm、天使のような羽を広げて冷たい海を泳ぎ回ります。赤く見える部分は消化器官ですが、餌の取り方が、見た目と違ってどう猛です。
 餌は近縁の「ルマキナ」という、クリオネから「羽」を取ったような生物で、これを見つけると、それまで優雅に泳いでいたクリオネは、突如、ルマキナに突進し、頭からかぶりつきます。

●この切手のデータ
意匠=流氷の天使クリオネ
発売日=初版=1996年2月6日
    増刷=1998年8月28日
発売地域=北海道
原画作者=西村昌実(イラストレーター)
発行枚数=初版=1,377万枚
     増刷=未発表
備考=別途、ペーン(10枚シート)が発売されています。


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