ふるさと切手博物館
ふるさと切手博物館へようこそ!!
公開日:1999年1月1日
第11回展示■ふるさと切手カレンダー

奈良県「若草山山焼き」

若草山山焼き  「若草山山焼き」は奈良市で毎年1月15日に行われる行事です。
 燃やされる面積は30平方メートルにも及びます。
 なぜ、山を焼くのか? その由来は東大寺と興福寺の境界線争いで山が焼かれたことにちなむ説と、妖怪退治のために山を燃やした説など、諸説がありますが、はっきりとはわかっていません。
 山のふもとにある野上神社の祭礼が終わる18時頃には、山麓の4ヶ所から一斉に点火。空気が乾燥する冬場だけあって、山は見る見るうちに真っ赤に燃え上がります。
 切手の図案は、奈良市の中心部から若草山を見たもので、手前の五重塔は興福寺五重塔です。

●この切手のデータ
意匠=山焼
発売日=初版:1996年11月15日
    増刷:1998年11月13日
発売地域=近畿
原画作者=上村淳之(日本画家)
発行枚数=初版:767万枚
     増刷:未発表
備考=別途、ペーン(10枚シート)が35万5千部発行されています。


<< 逆順  ふるさと切手博物館  順路 >>