ふるさと切手博物館へようこそ!! 公開日:1998年11月1日 | ||||||||||
第10回展示■切手を召し上がれ! | ||||||||||
山形県「さくらんぼ」 | ||||||||||
今年は「ふるさと切手」発行10周年の節目の年です。しかも、この切手から世界的に例がない「ふるさと切手」が始まりました。1989年4月1日に発売された「ふるさと切手」第1弾として発売された2種類のうちの1種類です。 ところで、みなさんの中には、桜の実がサクランボになるとお思いの方が多いのではないでしょうか。ソメイヨシノなど花見で見るような桜の木ではサクランボはできません。また、これらの実は食用には適していません。 一般的に食べられているサクランボは「セイヨウミザクラ」という種類のサクラの実です。その名の通りヨーロッパ原産。 しかし「サクランボのツルを口の中で結ぶことができると、キスが上手」などと言われるように、この食べ物は「遊び道具」としても持てはやされています。 この切手の発行県である山形県は日本のサクランボの7割を生産していますが、サクランボにちなんだ妙なイベントも多数開かれています。 たとえば、6月の第三日曜日を「サクランボの日」と制定した山形県寒河江(さがえ)市では、この「サクランボの日」に「全国サクランボの種吹き飛ばし大会」を行います。 98年6月の大会で第11回を迎え、これまでの種吹き飛ばしの最高記録は18.27mだとか。みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょう。 同じく山形県東根市でも、ほぼ同じ時期に「チェリリンピック全国大会」なるイベントが開かれます。この「チェリリンピック」では、サクランボを口にくわえたストローでリレーしていく「チェリレー」、2人一組になり、相手の投げたサクランボを口でキャッチできるかどうかを競う「チェリー愛の19番ホール」なる妙な競技が目白押しです。
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