ふるさと切手博物館
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公開日:1998年3月1日
第6回展示■百花繚乱・気まぐれ植物園

島根県「ふるさとの花・ボタン」

ボタン  当館の常連様なら、ご存じとは思いますが、当館で花切手を紹介するときは、花言葉で分類することが「お約束」になっています。
 そうです。1ページ目は、こうして書くのも恥ずかしい「恋の予感」にまつわる花言葉で、花切手を集めてみました。

 そのトップバッターが島根県花「ボタン」です。
 日本人はボタンと言えば、すぐに花札を思い出す傾向があるようですが「はじらい」という初々しい花言葉がつけられています。
 しかし、花を見る限りでは花言葉からほど遠い、堂々とした花です。
 学術的な分類によるとボタンは、キンポウゲ科の落葉小低木。高さはせいぜい1mほどで、花は初夏に咲かせます。
 実はボタンの凄いところは堂々とした花ではなく、根にあり、漢方では頭痛や腰痛、婦人科関係の病気に効能があるようです。

●この切手のデータ
意匠=ボタン(島根県)
発売日=1990年4月27日 発売地域=中国
原画作者=平田周子 発行枚数=370万枚


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