(3) 聖地で食べるおっぱソフトクリーム
のぼり 無事、乙羽岳登頂に成功したわれわれ登山隊は、もと来た道を突っ走り、再び国道へ出た。だが「おっぱ牛乳」の聖地・乙羽岳に来ただけで、そそくさと帰るわけにはいかない。なんといっても生産地で「おっぱ」製品を食べなければ、帰るに帰れないではないか。
そこで、しばらく今帰仁村内をうろうろすることにした。国道から県道72号線を南下すると、われわれの目の前に信じられない光景が飛び込んできた。あの牛さんのノボリが隊列を組み翻っているではないか!!
そう、ここは当サイトの掲示板にも情報として書き込まれていた「今帰仁の駅そ〜れ」なのだ。しかし「そ〜れ」のスイカの切り口型の派手な建物よりも、このノボリの牛さんに目がいくとは、われわれは、よほど「おっぱ牛乳」に飢えているようである。もしこの企画がなければ、今頃は、飛び跳ねるおっぱ牛乳のパックを虫取り網で追いかけ回すという悪夢を見ていたかもしれない(
すかさず、建物の傍らにポツンとあるおっぱ乳業のソフトクリーム売り場へ向かい、プレーンなソフトクリームを買った。ちなみに値段は250円である。
ソフトクリーム 当サイトの掲示板には「そ〜れ」のソフトクリームのコーンの部分がフニャフニャだという情報が寄せられていたが、われわれが食べたソフトクリームは、コーンの部分にクリームが入ってなかった。
「コーンにクリームを載っけてるだけか〜っ」と、売り場の姉ちゃん達に“いちゃもん”を付けたかったが、ここはぐっとこらえることにした。何しろ、このクリームがうま〜い!! ブルーシールを美味しがっている観光客に食わせてやりたい…とペロペロと食べていると、コーンにクリームを入れないのは理由があるのではないか…と思ったのである。実はこのクリーム、暑さで溶けるのも早かったのである。コーンに詰めていたら、間違いなくコーンはフニャフニャになっていただろう…とわれわれは善意に解釈した。
そして、空のコーンをバリバリ食べ終わると、すっかり日は傾いていた。帰りは県道72号を南下し、「乙羽トンネル」を通って、今帰仁村を後にしたのだが、聖地まで行ったにもかかわらず「おっぱ乳業」さんを見つけることができなかったのは残念である。(完)
乙羽トンネル :今帰仁酒造の泡盛「ふるさと」のテレビコマーシャルにちなむ。「♪ふるさとはいいなぁ」という曲と共に、若い女性が独りでに動く泡盛の瓶を虫取り網で追いかけ回すという、アル中の白昼夢のようなテレビコマーシャルが沖縄に実在した。
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