(1) おっぱ牛乳のふるさと・今帰仁村へ
乙羽岳周辺図 おっぱ牛乳を語るには、そのネーミングの元となった「おっぱ(乙羽)岳」を極めなければならない。そう思いたった2002年8月某日、われら「乙羽岳登山隊(約2名)」は一路、沖縄本島北部の今帰仁(なきじん)村を目指した。
道順としては国道58号線を北上し、449号、505号と乗り継ぐ。今帰仁村に入れば、たちまち、のどかな光景に変わる。実はこのルートは乙羽岳を目指すには、かなり遠回りをしているのだが、そんなことを気にしてはいけない。前進あるのみである。世界遺産に指定された今帰仁城跡に目もくれず、ひたすら乙羽岳を目指した。
しばらく走ると、北山高校が見えてくる。この角を左折すると、そこは乙羽岳へ続く道となっていた。しかし乙羽岳とおぼしき山は見えなかった…。が、「乙羽橋」を渡ることができた。当然、これは「おっぱばし」と読むのだろうと思いきや、橋を渡りきったところには「おとはばし」との表示があった。
乙羽岳周辺図 乙羽岳にちなんで名付けられた牛乳が「おっぱ牛乳」であるならば、乙羽岳へ続く橋が「おっぱばし」でないのは、いささかやるせないものを感じる。その一方で、もしかすると乙羽岳は「おとはだけ」と読むのではないか…「おっぱ牛乳」は誤植なのかもしれない…という不安がよぎった。

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