Gmail Labsの最近のブログ記事

Gmailの怪しい新機能

2008年10月11日 10:00

最近、Google AppsではないGmail(gmail.com)のメールアドレスを全く利用していないことに気がづいた。何しろ独自ドメインでgmail.comのGmailと同じ機能のメールサービスを利用していると、どうしてもgmail.comは使わなくなってしまう。メールソフトにもgmail.comのアドレスは設定していない。

gmail.comのアドレスはWhois(独自ドメインの所有者情報)の連絡先のアドレスにしているため、ドメイン名の更新の連絡など事務的なメールが時々入ってくる程度で、迷惑メールも全くないほど"過疎化"しているメールアドレスなのだ。また、このアドレスに届いたメールはGoogle Apps側のメールアドレスから「Mail Fetcher」で自動的に取り込んでいるため、直接、アクセスすることもなかった。

最近、Gmailにいろんな機能が追加できるらしいという噂を耳にしたことから、久しぶりにWebからGmailにアクセスしてみた。噂では設定画面で言語を「English (US)」にすると機能を追加できるというもの。しかし、この方法で裏技的にGmailの機能を拡張する方法は当サイトでも過去に何度か紹介している。しかし今回の機能は、これまでのものとは一線を画すものだった。

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「Gmail Labs」の概要については前回の記事で簡単に触れたが、ここではGmail日本語版において現時点で利用できる25種類のGmail Labsについてまとめておく。

公式にはGmail Labsは「English (US)」バージョンのみで利用できるが、一部は日本語化されているものもあり、内容によってはGmailの使用感を向上させる機能もあることから、日本語版で使用できるものをすべて列挙した。

なお、日本語版で使用するに当たって、機能を追加するには、設定画面の「言語」を「English (US)」にして機能を追加後、「日本語」にもどす必要がある。その手順は以下の通り。

  1. Webメール右上の「設定」のリンクを開き、「全般」タブの「言語」で「English (US)」にして設定画面の下にある「変更の保存」ボタンを押す
  2. 「他のGoogleの機能の表示言語も[英語(アメリカ)]に変更しますか?」というメッセージが表示されるので「変更しない」ボタンを押す
  3. 英語版のInbox (受信ボックス)画面になるので、右上の「Settings」のリンクを開き「Labs」タブを開く
  4. 追加したい機能のチェック項目を「Enable」にして、画面下の「Save Changes」ボタンを押す
  5. Inbox (受信ボックス)画面に戻るので、再度、右上の「Settings」のリンクを開き「General」タブの「Language」を「日本語」にして「Save Changes」ボタンを押す。これで日本語版で選択した「Gmail Labs」が利用できる

日本語版で利用できる「Gmail Labs」と設定方法は以下の通り。括弧内は日本語化したときに表示される日本語表示を示している。

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2008年10月のGmail Labs

2008年10月25日 16:16

各ニュースサイト等でもご存じの方が多いかも知れないが、今週はGmailで以下の機能の追加が実施された。

  1. Gmail Labsに「Canned Responses」(返信定型文)機能が追加
  2. GoogleAppsのメールでもGmail Labsが導入されはじめる
    • 現時点で導入されていないドメインもあるが、順次、導入されるものと思われる
  3. 「連絡先」(アドレス帳)の仕様変更
  4. Gmailに絵文字メール送信機能

3、4はGmail Labsとは別機能なので本稿では取り上げないが、当ブログでは、今月はGmail Labsの話題を取り上げている手前、その後、追加された新機能についても補完しておきたい。

Canned Responses (返信定型文)
ユーザーが任意に設定した条件のメールに対して、定型の返信を自動的に返信する機能である。個人ではあまり使うことはないかもしれないが、使いようによってはいろんな使い方が可能ではないだろうか。とりわけ今週からはGoogle AppsにもGmail Labsが導入されはじめていることもあって業務での利用も考えられる。

設定方法は以下の通りである。

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更新を怠けていた間にも、Gmail Labsには続々と新機能が追加されていった。今年11月に追加されたGmail Labsは

  • Google Calendar gadget (Google カレンダー ガジェット)
  • Google Docs gadget (Google ドキュメント ガジェット)
  • Add any gadget by URL (URL でガジェットを追加)

の3種類。これらの名前が示すとおり、すべて「ガジェット」の追加機能である。「ガジェット追加機能3兄弟(3姉妹?)」と言ってもよいだろう。「ガジェット」とはインターネット上の"小道具"を意味し、最近、個人ブログで流行っている「ブログパーツ」のようなものをGmailの画面に貼り付けるような機能である。具体的には「Google Calendar gadget」はGoogleカレンダー、Google Docs gadgetはGoogleドキュメントの情報をGmail画面に追加できる。この機能を追加した時点でGmailの画面にこれらのガジェットが貼り付く。

しかし「Add any gadget by URL」は、機能を追加しただけでは使えないのである。肝心なガジェットは自分で探さなければならず、しかもガジェットを検索する機能がないのだ。追加したいガジェットはどこで探せばよいのだろうか...。

実はGoogleのカスタマイズ機能である「iGoogle」のガジェットの多くを「Add any gadget by URL」で設定することによってGmailでもガジェットを使うことができるのである。その方法は以下の通りである。

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2008年11~12月のGmail Labs

2009年1月 2日 18:00

昨年中に追加された「Gmail Labs」の機能で、このサイトでの解説に取りこぼした機能があったので、これまで紹介できなかった機能を解説したい(実は昨年中にまとめるつもりだったが時間がとれなかったのです)。本稿をもって、当サイトのGmail Labsカテゴリのページでは2008年中に追加されたGmail Labsの機能のすべての解説が揃ったことになる(...と思われる)。

Tasks (ToDoリスト)
去年追加された機能ではあるが、新年最初に紹介するにあたって、ふさわしい機能と言えるだろう。仕事の締め切りや、日付を指定しての目標等をGmail画面で登録、確認できる機能。キーボードショートカットを有効にすることにより、さらに使いやすくなる。また、この機能を追加して日本語化すると、この機能のヒントも日本語化される。

ToDoリスト設定画面

詳しい使用方法は「ヒント」を参考していただくとして、ここでは、メールからToDoリストを作成する方法を紹介したい。メールからリストを追加するにはメール本文画面の「その他の操作」のメニューから「ToDoリストを追加」を選ぶ。するとToDoリストにメールの件名が追加される。ToDoリストの左下にある「操作」をクリックし「詳細を編集」を選択。詳細設定画面の「期限」に、そのメールの内容にあった期限を設定する。そしてメモ欄に必要事項や目標設定を記入し「リストに戻る」のリンクをクリックすると、リストに詳細も追加される。ちなみに「関連メール」のボタンはToDoリストに追加したメールが含まれたスレッドか追加される。

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2009年1月のGmail Labs

2009年1月31日 11:45

Offline (オフラインGmail→オフライン)
Webメールでありながらインターネットに接続しなくても、メールの閲覧や作成が行えるほか、スターやラベルも付けることができる。作成したメールはインターネットにつながった時点で自動的に送信される。モバイル環境でメールのやりとりが多い人にとっては便利な機能ではないだろうか。

Gmail Labs オフライン機能インストール画面

今のところこの機能はInternet Explorer 7、Firefox 2以上そしてGoogle Chromeで利用できるが、機能の追加だけであればOperaでもできてしまう。Googleの公式アナウンスでは利用できるブラウザは順次追加される予定であるが、現時点ではOperaで「オフラインGmail」は利用できない。

さて、この機能を追加すると受信トレイ画面に右上に「オフライン」というリンクが追加される。このリンクを開くと「Gmailオフライン機能をインストール」という画面が表示される。Google Chromeの場合は予め導入されているGoogle Gearsの機能を使ってメールのダウンロードが始まるが、その他のブラウザでは、この後「Gears」のインストールを行い、メールのダウンロードが始まる。メールのダウンロードはメールボックスの分量に基づき、5年前までのメールがダウンロードされるようである。したがってサーバーに溜め込んでいるメールの件数が多いと、かなりの時間がかかる可能性があるため、これらの作業は常時接続の環境で行う必要がある。作業が完了するとデスクトップにGmailのアイコンが作成されるため、次回からはこのアイコンから「オフラインGmail」にアクセスする。

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2009年2月のGmail Labs

2009年3月 2日 06:02

Multiple Inboxes (マルチ受信トレイ)
受信トレイを複数表示させる機能。通常の受信トレイ以外に最大5件の受信トレイを表示させることができる。たとえば、メールの受信件数が多く、なおかつ自動的に振り分ける設定をしているような場合、振り分け先をマルチ受信トレイに設定しておくと、受信トレイを開くだけで、振り分けられた先のメールが確認できる。

この機能を追加すると、設定画面に「マルチ受信トレイ」というタブが表示される。受信ボックスと同時に「私信」というラベルに振り分けられたメールも確認したい場合は、ここで「label:私信」と入力して設定を保存すればよい。また、この欄に「沖縄」と入力すると、ラベルに関係なく、メール本文に「沖縄」の文字が入ったメールの一覧を表示させることができる。マルチ受信トレイで表示させたいメールの件数や、マルチ受信トレイの配置なども設定できる。設定したマルチ受信トレイを消したい場合は、該当のパネルの項目を空白にして「変更を保存」ボタンを押す。

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2009年3月のGmail Labs

2009年3月21日 21:00

暇なときにGmailを英語版にしてはGmail Labsの追加機能を確認しているのだが、すでにかなりの数が公開され、どれが新しく追加された機能なのか、探すのが大変になってきていた。私のような方が多くなったのか、Gmail Labsの更新情報など、Gmailの新機能を紹介する公式なページがこのほどオープンした。
Gmail: Google's approach to email

しかし残念ながらGmail Labs自体が基本的に英語版で公開されていることから、英語版しか用意されていない。そんなこんなで当サイトで恒例となった今月、新たに追加された日本語版でも使用できるGmail Labsをご紹介する。

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Gmail Labs日本語対応のまとめ

2009年4月20日 16:05

サーバー障害で更新できない間に、Gmail Labsが正式に日本語対応となった。これまでは英語版にして、機能を追加後、日本語版に戻すことで日本語化できたが、こんな面倒なことをしなくても、機能の追加ができるようになったのだ。

これに伴い、これまで、Gmail Labsで英語版で機能を有効後、日本語版に戻した際の日本語表記と、日本語版から設定する際の日本語表記に一部変更があった。またすでに利用できる一部機能は日本語環境からは有効にできないものも出ている。詳細は以下の通り。

※括弧内の表記は以前の日本語表記。括弧のないものは日本語表記がもともとなかったもの。カギ括弧の表記は日本語版設定画面での表記。

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2009年4月のGmail Labs

2009年4月28日 15:50

Sender Time Zone (送信者のタイムゾーン表示)

日本語設定画面の説明では「メールを受け取った人にこちらの時差を表示します」となっているが、送信者の時差であればGmailに限らずとも、どんなメールでもヘッダーに記録されるので、わざわざ有効にするほどの機能ではなさそうだ。しかしGoogleのエンジニアがそんな単純な機能を堂々と公開するわけがない。では、この機能を有効すると、どのようなことができるのだろうか。

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2009年5月のGmail Labs

2009年5月28日 15:00

今月は日本人スタッフが開発した追加絵文字機能や、あると便利な翻訳機能などが追加された。また、これまで日本語環境で追加することができなかった「To Doリスト(英語表記=Tasks)」が日本語版でも正式に追加できるようになった一方で、現時点で日本語版では追加できないが、地味ながら便利な「Google Search」機能が追加された。

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2009年6~7月のGmail Labs

2009年7月26日 07:40

7月7日、GoogleはGmailなどのアプリケーションが正式版になったと発表した。Gmailがベータ版から正式版になった背景には、Gmail Labs等の実験的機能をGoogle Appsを導入している大企業が好まないことも理由の一つに挙げられており、正式版格上げによって、今後Gmail Labsの機能追加が鈍化する可能性も考えられる。それを証明するかのように、この2ヶ月の間は2件しか新機能が追加されていない。

Back to Beta (ベータ版のロゴに戻す)
Gmail正式版に伴って、これまでGmailのロゴに申し訳なく付いていたBETAの文字も消えたのだが、それと同時にGmail Labsにこの機能が追加された。どうしてもベータ版のロゴがいいという方は、この機能を有効にするとよい。なお、ロゴを戻したからといって、Gmailの機能そのものがベータ版になるわけではない。

Authentication icon for verified senders (確認済み送信者を示す認証アイコン)
有名企業を騙ったなりすましメールが多い中、本物の送信者からのメールに鍵型のアイコンを表示する機能。現在のところeBayとPayPalからのメールでのみ有効である。たとえばeBayから送られたメールのうち、件名に鍵型のアイコンがないメールは「なりすましメール」となる。

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Gmail Labsが使えない皆様へ

2009年9月21日 08:46

最近、サーバーのアクセス解析を見ると「Gmail Labs 表示されない」という検索語でアクセスされる方が増えてきている。「Gmail Labsが使えない」方はまずブラウザを確認していただきたい。具体的にはInternet Explorer 6ではGmail Labsは使えない上に、設定画面にもLabsタブは表示されない。解決策としてInternet Explorerのバージョンをあげる、あるいはその他のブラウザの最新バージョンでアクセスすれば設定画面にLabsタブが表示されるようになる。

ブラウザは最新バージョンで、なおかつGmailログイン時のトラブルで「Labsを無効」にしてしまった場合は、Labsタブにも改善策が表示されているが、ログインURLの「labs=0」を削除して、再ログインを試していただきたい。改めて確認するのはめんどくさいという方は下記のURLでログインを試していただきたい。

http://mail.google.com/mail/?#settings/labs

以上で改善されるはずだが、もし改善されない場合はブラウザの一時ファイルを削除して上記を確認していただきたい。

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2009年8-9月のGmail Labs

2009年9月27日 01:05

前回のGmail Labsの紹介でも取り上げたが、Gmailが正式版になってから、予想通り新機能の追加は「月一」ペースになりつつあるようだ。この2ヶ月間では3件の追加しかなかった。

Remove Labels from Subjects (件名にラベルを表示しない)
和訳そのままの機能で、件名のラベルを非表示にするだけである。それならもともとラベルを付けなければいいのに...と思ってしまいそうだが、この機能はラベルは非表示にしてもラベルそのものは残るので、ラベルが設定されたメールは画面左側のラベルのリンクを開くことで確認できる。つまり件名一覧からラベルの表示は消したいけど、ラベルは使う人向けの機能である。

Google Voice player in mail (Google Voice プレーヤー)
基本的に今年3月に公開されたプリビュー機能の「Google Voice」バージョンである。「Google Voice」とはGoogleが提供するインターネット電話サービスで、現在アメリカでサービスが開始されているが、日本ではサービスが提供されていない。おそらくGoogle Voiceに登録された音声データ(たとえば留守番電話データ)のアドレスがメールに入っているとGmail上で音声を聞く機能と思われる。ちなみにGoogle Voiceのサービスには留守番電話に登録されたメッセージを文字にしてメールに送るというサービスが存在する。

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2009年10~12月のGmail Labs

2010年1月24日 07:40

久しぶりにGmail Labs紹介である。本当は昨年末にまとめたかったが、諸事情により遅れてしまった。この期間に追加されたGmail Labsは5件。そのうちメール関連の機能は4件である。

ところでGmail Labsの設定を触ろうとWebメールにログインしたところ、右上のLabsのアイコンにマウスカーソルを合わせると「Labsの機能が○個有効になってます」と表示されるようになっていた。私の場合、50個が有効になっていることになっていた。しかし設定のLabsタブで有効になっているものを数えてみると49個。何回数えても49個であった。残り1個は何なのだろうか。もしかするとLabsから正式対応に昇格したToDoリストがカウントされているのだろうか...。

Google Docs previews in mail

Google Docs previews in mail (メールで Google ドキュメントをプレビュー)
昨年3月に一斉に追加されたプレビュー機能のGoogleドキュメントバージョンである。先行しているYouTube等のプレビューと違って、公開されたドキュメントのURLが書かれたメールを受信すると、いきなりサムネイルが表示されるのではなく添付ファイルのようなアイコン表示と「プレビューを表示」のリンクが追加される。「プレビューを表示」のリンクを開くと下記の画像のように、メール画面内にそのファイルのプレビューが表示される。編集こそはできないが、たとえば「スプレットシート」(表計算ファイル)の場合はタブになっている各シートを開くこともできる。

Google Docs previews in mail

ちなみにGoogleドキュメントのリンク用URLの取得方法は以下の通り。

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