ヒョーゴスラビア国民、団結せよ?!

2013年8月25日 01:30

最近、twitterで「ヒョーゴスラビア」というハッシュタグのツイートが話題になっている。私はtwitterをやっていないのだが、そんな私のところにまでその情報が来ていると言うことは相当なムーブメントになっているのではないだろうか。

このタグで語られている内容は「ヒョーゴスラビア連邦共和国」なる国の話題である。

「ヒョーゴスラビア連邦共和国」とは「7つの県境、6つの方言、5つの旧国、4つの新幹線駅、3つの空港、2つの海、そしてただ1つの心」を持つという。これは星新一訳の『アシモフの雑学コレクション』の中にある「ユーゴスラビア」について説明した一文のパロディなのだそうだが、日本語で言うところの「兵庫県」のことである。

私も兵庫県神戸市出身...ではなく、ヒョーゴスラビア連邦共和国の連邦首都であるコーベグラードの出身。でも兵庫県民は「ただ1つの心」を持っているかどうかは、怪しい。 県民性について書かれた本には、決まって「兵庫県民の県民性は県民性がないこと」と書かれることが多い。神戸でも東部と西部では市民性が違うし、神戸市東部と隣接する芦屋や宝塚も違う。姫路、豊岡に至っては同じ兵庫県民とは思えないぐらい距離を感じてしまう。

神戸市民に限ると兵庫県への帰属意識は無いに等しい。神戸市が政令指定都市で、県と同等の行政サービスを市で行っていることもあるが、県庁所在地でありながら、県とのつながりは兵庫県の他市町と比べてきわめて希薄なのだ。

何しろ、行政としても神戸市と兵庫県は仲が悪い。連邦共和国でたとえるならば、首都と共和国政府間で内戦が起こってもおかしくないぐらいである。

今でこそ市営地下鉄に「県庁前」という駅があるが、この駅が開業してしばらくは「山手(県庁前)」駅と表記されていた。地下鉄を運営している神戸市は「山手駅」にしたかったそうだが、この計画に県庁がクレームをつけ「県庁前駅」に落ち着いたという。

兵庫県の地域性を表しているといえば『神戸新聞』の存在である。兵庫県で最も読者を持つ新聞で、鳥取県境の日本海側でも『神戸新聞』が読まれている。しかし、この『神戸新聞』。地方紙なのに地域版(ローカル面)が充実しており12以上の版がある。県域新聞としては日本一の地域版の数とも言われている。つまり、それだけ兵庫県には独立した地域性があるのだ。

ところで、県外...特に関西以外の人に「兵庫県」というとピンとこない人が多い。でも「甲子園」や「宝塚」といった一般名詞として通じる地名も兵庫県内にあり、日本最初の世界遺産「姫路城」や、最近、天空の城として注目されている「竹田城」も兵庫県。日本人が好きな忠臣蔵の主役「赤穂浪士」も、今で言えば兵庫県赤穂市の出である。世界最長の釣り橋・明石海峡大橋は兵庫県内で完結しているし、神話では日本列島で一番最初に生まれた島は淡路島(沼島)といわれるし、今の時期だとそうめんのトップブランド「揖保の糸」も兵庫県産である。とにかく兵庫県はすごいのだ。

ちなみに沖縄に住むようになってから、お米はヒョーゴスラビア連邦共和国タジマニア産の「コウノトリが育むお米」を食べている。しかも、このお米は通販ではなく、那覇新都心のサンエーメインプレイスで購入することができる。低農薬米なのにリーズナブルな値段で買えるので、育ち盛りのお子様にお勧めである。

思いつくまま兵庫県について、いろいろ書いてきたが、読み返してみると兵庫県民の県民性のように、まとまりのない記事になってしまった。とにかく兵庫県民は団結せよ!

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