暑い夏の記録

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沖縄は日本で一番暑いと思われがちだが、実はそうでもない。私が那覇に移住して最高気温が35度を超えた日は、記憶にほとんどない。

過去の記録を調べてみると那覇での最高気温のトップ3は以下のとおりであった。

1位 35.6℃ (2001年08月09日)
2位 35.5℃ (2003年08月03日)
3位 34.9℃ (1991年07月11日)

私が那覇に移住したのは2002年1月のことなので、35度を超えたのはたった1日だけということになる。今年に関して言えば7月27日に記録した33.1℃が最高である。日々の全国の天気予報で予想最高気温が36℃とか37℃といった予報を見ると「アホみたいな温度やなぁ」と思うようになってしまった。

今日は東京都心部での連続真夏日の日数が38日間となり、東京での連続真夏日の記録を塗り替えたそうである。ちなみに那覇では7月7日から本日までその記録が続いているが、東京より1日少ない37日。また全国規模でみると熊本市で46日連続が最多である。過去の記録を紐解くと1961年以降では、1995年に日本最東端の南鳥島で観測された115日連続が最長。本州では1994年に神戸市で記録した76日連続(1994年7月2日~9月15日)が最長なのだそうだ...1994年の神戸市って...思い切り神戸市で神戸市民をしていたころじゃないですか!!

あまり記憶にないが、確か全国的な米不足でタイ米をまずいなどと食っていた頃ではないだろうか。琵琶湖の水不足が懸念され、ニュースでは毎日のように琵琶湖の水位が報道されていたように思う。ちなみに神戸の観測史上最高気温のトップ3のすべてが1994年に打ち立てられていることがわかった。

1位 38.8℃ (1994年08月08日)
2位 38.0℃ (1994年08月07日)
3位 38.0℃ (1994年08月06日)

あの頃の神戸が歴史に残る一番暑い時期だったとは...参考までに那覇市の連続真夏日の記録は、神戸の記録より1日多い77日(2001年6月16日~9月1日)。ただし期間中、最高気温が35℃を超えたのは1日だけだった。なんだか那覇の気温が涼しく感じてきた...

参考:気象庁 電子閲覧室
 1961年以降の、全国の気象データを調べることができる
 夏休みの自由研究におすすめ?!